2009年1月30日金曜日
THE LIVINGALL EUROPEAN CONFERENCE報告4
分析の話を聞く中で、コスト-ベネフィットの観点が目につきました。例えば、障害者対応施設であれば、施設設置費用(コスト)と新規顧客の獲得(ベネフィット)などです。
もちろん、正義、公平、尊厳、権利といった価値観や「我々EU」という一体感は、プロジェクトの根底にあり強調されていました。しかし、その一方で、コストーベネフィット分析も行う姿勢からは、上述の価値観を共有できない人にも、結果としてプロジェクトの価値観に沿った行動をとってもらえるシステム作りを目指しているように感じました。
相手を自分の土俵に引き込むのではなく、あくまで相手のロジックに沿って、自分たちの理想とする行動をとってもらう。この考え方は、建設的な同床異夢を生み出す際に役に立つなと感じました。
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