2008年2月8日金曜日

サイエンスショップ研究員(「市民と専門家の熟議と協働のための手法とインタフェイス組織の開発」研究員)公募

以下のとおり、本研究プロジェクトの研究員を募集します。
募集期間が短くて申しわけありませんが、たくさんのかたのご応募をお待ちしています。


 サイエンスショップ研究員(「市民と専門家の熟議と協働のための手法とインタフェイス組織の開発」研究員)公募
http://cscd.osaka-u.ac.jp/activity/view/125

 平成19年10月より始まった下記の研究開発プロジェクトの推進のために、研究員を募集します。科学技術と社会、大学と地域を結びつける仕事に熱意を持って取り組んでくださる方を求めます。

▼研究開発プロジェクトの概要
・研究開発プロジェクト名
  「市民と専門家の熟議と協働のための手法とインタフェイス組織の開発」
  ((独)科学技術振興機構 社会技術研究開発センター 研究開発プログラム「科学技術と社会の相互作用」平成19年度採択事業)

・研究代表者
  平川秀幸(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授)

・研究実施期間
  平成19年10月1日 〜 平成24年3月31日

・研究開発目標
  環境問題やエネルギー問題、食品安全問題など、科学技術が関連する現代社会の問題に適切に対処し、解決していくためには、専門家や政策決定者、企業、市民活動団体や個々の市民など、多様な主体が交わる「公共コミュニケーション」が不可欠である。これを促進するために本プロジェクトでは、公共コミュニケーションの支援を市民と共同で行う「インタフェイス組織」を大学に設立し、他大学にも移転可能な事業モデルとして提示することを目的とする。このため、特に科学技術の専門家と市民の関係に焦点をあてて、これまでの我が国の公共コミュニケーションに不足している「熟議(熟慮と討論: deliberation)」と「協働(collaboration)」のための手法を新たに開発し、既存の手法と合わせて手法ライブラリと手法の運用マニュアルを整備する。同時に、組織の運営基盤の研究開発を行い、総合的な公共コミュニケーション支援を行う体制を構築する。


▼募集要項
・仕事の内容
  市民と研究者・学生のあいだを仲介し、適切な研究プログラムの立案を行う(サイエンスショップ職員業務)。および、それらの業務について、科学技術コミュニケーションという立場から分析を行い、日本においてサイエンスショップを確立することに資する研究を行う。

・勤務の形態
  週24時間以上の非常勤

・任期
  1年任期(更新あり)

・職位
  特任研究員

・募集人数
  1名

・応募資格
  1) 本研究開発プロジェクトの趣旨に賛同し、社会と大学のコミュニケーションを促進することに尽力して頂ける方
  2) 次の内、いずれかの条件を満たすことが望ましい。
   * 修士号以上の学位を保持し、科学技術コミュニケーション研究に携わる意志のある方
   * 企業の社会貢献部門やNPOなどで2年以上の実務経験を有し、大学の社会貢献などに関心のある方。

・募集期間
  2008年2月7日 〜 2008年2月20日(応募書類は、2月20日必着でお送りください。)

・着任時期
  平成20年4月1日以降のなるべく早い時期に着任出来ること

・応募書類
  履歴書(市販のもので結構です)
  業績リスト(あれば)
  代表的な論文、著作等(最大3編)のコピー各1部(修論・博論は不可)
  志望動機を述べたエッセイ(2000字以上)

・応募書類の送付先
  565-0826
    大阪府 吹田市千里万博公園1-1
    大阪大学コミュニケーションデザイン・センター
    平川秀幸
    電話:06-6816-9494
    (送付の封筒に「サイエンスショップ研究員応募書類」と明記すること)

※お問い合わせは下記のフォームからお願いします。
 http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/inquiry/